子育てライフハック! 「制約」は「自由」へのエネルギーだ!


うちには3人の子供がいる。ムスコ・ムスコ・ムスメ。

3人目の娘が生まれる前後、うちは荒れていた。
正確には「オレ」のせいで荒れていた。





後悔
自己チューで性格の悪いオレは、超ビビっていたのだ。
お金のこと、生活のこと。
そして何よりむちゃくちゃかっこ悪いことに、自分の時間が失われることを恐れた。

2人の子供を育てて(といっても仕事ばっかりでほとんど奥さんに任せっきりだったが...)子育ての大変さは身に染みて知っていた。
人は大変さを想像できると逃げたくなるのだ(オレだけか?笑)。


とにかく、オレの自己チューのせいで、つわりの奥さんに優しくできなかったことをむちゃくちゃ後悔している。


なぜなら、娘(に限らず息子たちもみんな)は本当にかわいくて、いとおしい。
子供たちは生まれた瞬間に、オレのかけがえのない人生の宝物になった。
こんな素晴らしい出会いが待っていたのに、こんな出会いをくれた奥さんを大切にできなかったのだ...そう思うと本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。




子育ての光と影
子供を育てることは、自らの人生を削ること、「命を分け与えること」だ。
今まで自分のためだけに生きていた時とはワケがちがう。
お金も時間も子供を育てるためには今までのような使い方はできない。


だが、どうか子供を授かること、生むこと、育てることを躊躇しないで欲しい。
どんな大変なことも吹っ飛ばしてしまうくらい、最高の瞬間が子育てには、ある。
うまく伝えることができないが、不思議な感覚。
子供の笑顔1つで心が満たされ、なんてことのない何かができるようになるだけで、自分のこと以上に嬉しいときがあるのだ。





人間が人間として成長し、深まる
また、子育ては自分の人生について深く考えさせる。
本当の優しさとは、本当の強さとは何か?
子供を通じて自分と向き合い、喜びや悲しみや怒りの根源みたいなものに触れる。

本当に大事なことは何か?本当にやりたいことは何か?ムダを省き、一番やりたいことへと集中していく。
そして、「やりたいこと」と「それをやる方法」についてよく考えるようになる。
時間的、金銭的な制約を様々な形で乗り越える方法について考え、行動を起こそうとするのだ。

この行動は非常に意味のあることだと思う。
「やりたい」と思い描くことを、いかにして「カタチ」にするか?
想像をして創造することとはまさにこういうことなんじゃないかと。

やりたいこととやるべきことをどうやったらやりきれるのか?
まだまだ全然、力が足りないが日々練習だと思って取り組もう。



子育てにはいいことしかない
○子供と向き合うことで自分自身と向き合う。
○自分が本当にやりたいことがクリアになる。
○やりたいことがうまく行かない原因を環境のせいにするのでなく、自分の中に見つけ始める。
○それをやるためのあらゆる方法について思考し、カタチにするために行動を起こすクセがつく。


未熟な自分が制約だと感じていた子育てというものは、こうやってよく考えてみればオレの心を自由へ解放するためのエネルギーなのだ。


子育ては本当に素晴らしい。
これからも家族と一緒に成長していきたい。




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