好きなことを仕事にしようとしたときに考えるべきこと。


今読んでいるこの本にこんなことが書いてあり、考えさせられました。



以下本文引用させていただきます。

...彼らの演奏が終わって、私はチャールズに今夜の演奏は素晴らしかったとほめた。そして、私も君のように上手にキーボードを演奏できるようになりたいと言った。すると、彼は「無理だね」と答えたのだ。
「君が好きなのはキーボードの演奏ではなく、キーボードを演奏できることなんだよ。もし、演奏するのが好きだったら、とっくに演奏しているはずだからね」 
チャールズは、自分と同じように演奏するためには7歳のころからステージでの演奏以外に毎日4時間から5時間の練習が必要であると言いました。なんでそんなにできるか聞いたら、彼は「好きだから」と。



本当に好きなのは何なのか?
まず、コレが好きだ!やりたい!と思った時に「本当に好きなのは何なのか?」を考えるのは非常に重要だということです。


例えば私の場合、歌が好きで、コレをもっと磨くことで収入につなげることができないかを今なんとなく考えている最中です。(大きなことを言っていますが、今はまだスキルもアイデアも全然ない状態です。)


で、「歌が好きだ」と言いましたが、純粋に歌を歌うことが好きなのか?それとも歌を歌って褒められることが好きなのか?はたまた歌をうまく歌える自分が好きなのか?アレ?どうなのかな?笑


すぐに答えがでません。ちょっと考えてみても「好き」には色々なカタチがあります。




好きの種類で変わる心の在り方とエネルギー
上っ面の「好き」と心の奥底からわき上がってくる「好きだ!」では、心の在り方がまったく違います。好きなことを仕事にしても、時には精神面で立ちはだかる大きい壁もあるでしょう。それを乗り越えるとき、上っ面の「好き」ではエネルギーが足りないだろうなあ、と。


でも、歌を歌うことそのものが本当に好きなのであれば、ソレを続けることをやめられない。もしお金や賞賛を受けることが無くなったとしても、歌を歌うことが好きなのだからやめないでしょう。これは本人はエネルギーを出そうとしていないけど勝手に湧き出てくるエネルギーです。すごいな...




と、考えてみても自分が好きだと思っているものに対して、どんな「好き」を持っているかが本当に分かるのは、行動を起こし、真剣にチャレンジを始めたときだと思っています。


自分がどんな「好き」を持っているか、意識しながらチャレンジを始めたいと思います。



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