ひとりコングロマリットで思いを形にするのだ!


前回、本田直之さん(@naohawaii)の本が思考の広がりの出発点だったと書いた。

今現在、オレはやりたいこと探しのようなことをしているのだが、最近おぼろげながら「目指したいもの」が見えてきた気がしている。

そこでもう一冊、目指したいものを目指すために必要なこと、大事なことを教えてくれた本を紹介。
これも本田直之さんの本。



●ひとりコングロマリットとは

      コングロマリットとは、一言で言うと、まったく異なる性格をもつ事業を組
      み合わせて展開している企業のことです。
      ひとりコングロマリットとは、これを個人でやっていくものです。
      ひとつの会社やひとつの仕事だけにしがみつかず、異なる分野の複数の仕事
      をやって、相乗効果を生む。これからはそうした「複業」の発想をもたなけ
      ればやっていけなくなります。少しでも早く準備を始めましょう。



●なんでひとりコングロマリット、つまり「複業」の発想が必要?

1つの会社にしがみついて、ある日突然「今日で会社は倒産です」なんて言われたら「え!?オレ、明日からどうしたらいいの...?」ってなっちゃう。収入が無くなるのも問題だけど、一番の問題はサラリーマン人生で「思考を停止してきた」ために、これからどうすれば生きていけるか、わからなくなっちゃう。

この変化の時代ではそんなことがいつ起こっても全然おかしくない。

そんな時代の中、「複業」について真剣に考えることが生き残るためのカギであり、むしろそうすることでより自由に生きられる可能性が広がるということを本書では伝えようとしている。



●お金の幹をつくれ!

もう1つ学んだ大事なこと。「お金の幹をつくる」ということである。

      ひとりコングロマリットをやるために、いきなり会社を辞めて新規事業を始
      める人がいますが、これは一番やってはいけないことです。新しい仕事をす
      ぐに軌道にのせなければならないと、あせって目先の稼ぐことに追われてし
      まい、自転車操業に陥ってしまいます。
      そうならないために大事なことは、最低限のお金の流れ(フロー)を確保してお
      くということです。つまり、お金の幹をつくる、ということ。


目先の稼ぐことに追われることは、ワークスタイル、ライフスタイルを見失うことに繋がるのだ。
やりたいことするために起業したのに、なんのために起業したのかわからなくなっちゃう。



●サラリーマンは一番強い幹だ!

      会社に勤めて毎月給与がもらえるというのは、一番強い幹です。幹があれば
      最初は複業に一円も収入がなくても生活に困ることはありません。
      早く独立したいと思っても決して無理はしないことです。生活費が毎月確実
      に入ってくると焦らなくてすむし、ワークスタイルもライフスタイルも自分
      らしく展開していくことができ、それがさまざまな広がりをもたらします。



サラリーマンというのは非常に強いお金の幹だと本書では言っている。
最初はサラリーマンのままでやっていけばいいのだ。


●さいごに

何か始めようと思うとき、早く動き出したい気持ちが強くなる。
その焦る気持ちが大事な何かを見失う結果をもたらす。

焦らず、だけど確実に思いを形にする方法。
自分は何がやりたくて始めた・始めるのか、を常に意識して見失わないこと。
それらを思考しながら日々を過ごしていこう。

読み直して、あらためて自分を見つめ直すことができた。



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