娘の癒合歯を考える。将来の「気持ち」はこれからの環境が作る。


一番下の娘は今1歳7ヶ月。
歩いて、走って、少し言葉をしゃべり始めの、かわいさ満天の時期です。

奥さんが検診に行った時、下の歯が「癒合歯」であると知らされました。
乳歯が2本くっついているやつです。


photo credit: mmmcrafts via photopin cc



癒合歯について

癒合歯についてはこのサイトが勉強になりました。感謝!
乳歯の癒合歯 デンタルコラム
癒合歯の将来
癒合歯と歯並び


癒合歯は2〜5%くらいの人に見られるそうです。
世の中には結構いるんだな〜と思えても、やっぱり心配ですよね。


でも調べてみると、乳歯の時期にはなにもやれることがないよう。
唯一できるのは、くっついた歯の間にスキマができている場合はそこが虫歯になりやすいからしっかり磨く!ってことくらいだそうです。


歯医者さんにも相談しましたが、そこでは「自然のままで大丈夫」と。
ただ、「癒合歯の場合は大人の歯が1本少ない傾向が強い」とのこと。
で、最後に「でも焦らず、お子さんが大きくなった時に見た目を気にするようであれば矯正を考えればいいでしょう。長い目で見守ってあげてください。」とアドバイスをくれました。
私の行きつけの歯医者さんは、ウマいし、優しいし、良い先生だと思うので信用します。
(受付の女の子がちょっと接客には向いていないと思うけど。笑)





人と違うことを気にする

ここでちょっと考えてみます。
癒合歯からくる歯並びを、子どもが気にするのってこれからの育ち方次第なんだろうな〜。

例えば、親。
「大人の歯が1本足りないなんて異常だ!他の子と違ってかわいそう.....」
なんて、子どもの歯を見るたびに言っていたら、むしろ子どもがかわいそう。
子どもは歯を気にするようになり、人と比べて、スキマがある歯並びを矯正したいって思うようになる気がします。

例えば、友達。
「お前、みんなと違って歯が1本足りないじゃーん!ダセー!変なのー!」
「ナントカちゃんの歯、面白いね。クスクス。」
みたいな感じになっちゃえば、もう今すぐにでも治したい!って思う気がします。

子どもがそういう風に思う時の大前提は「人と違うのはヤダ!」という気持ちですよね。
人はグループにいると、人と比較して、人と同じであることを望みます。
(グループの心理について、前回のブログ「子育てライフハック!「才能を引き出すエレメント」自分らしくいられる仲間を探すのだ。」で詳しく書きました。よかったらご参照ください。)





親のできること

癒合歯からくる歯並び/噛み合わせの問題は、遺伝的なアゴの大きさで人によって変わってくるようです。だから、本来は見た目の問題ではなく、うまく機能していれば良いのだと思います。

「癒合歯からくる大人の歯が1本足りない問題」は、以下2つに集約されます。
①噛み合わせが悪くって運動に影響がある
②本人が見た目を気にする

①については永久歯が生えた時点で一回歯医者さんに相談しようと思います。
②については親としては、本人がありのままを受け入れられるように、「全然おかしくないよ」って言ってあげようと思います。

親にできることはそれだけかな。
あとは友達との関わり次第ですね。




子どもたちが良い仲間に巡り会うことを願う

癒合歯のことだけではなく、こうやって考える機会があると、
「ありのままを受け入れてくれる良い友達に巡り会えるといいな.....」
ってつくづく思います。

どれだけ考えて環境を選んでも、どんな友達や仲間ができるのかは全くわかりません。
まあ、悩んでも仕方がないことですね。

前回のブログ「子育てライフハック!「才能を引き出すエレメント」自分らしくいられる仲間を探すのだ。」でも書いたように、親は親の最低限できることをやるだけ。
子どもが自分を高め、前向きに生きていけるように何ができるか?
私は子どもと、奥さんと、一緒に考えます。


子どもたちが、これから良い仲間に巡り会えますように。

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