TED.comで見たマルコ・テンペストのプレゼン関連でもうひと記事。

マルコ・テンペスト 「拡張現実がつくり出す魔法」(TED.com)

ストーリーを語ることについて、彼はこんな素晴らしい言葉を残しています。

ソーシャルネットのツールは、デジタルのキャンプファイアであり、その周りに人が集まってストーリーに耳を傾けるのです。

私たちは事実を直喩や隠喩やファンタジーに変えます。ギザギザな人生の縁を磨いて、全体として感じられるようにするのです。

ストーリーは私たちを本物の自分にし、時にはなりたい自分にします。ストーリーは私たちにアイデンティティーを与えコミュニティーの感覚を与えます。

そしてストーリーが良いものであるなら、それは私たちを笑顔にするのです。

私たちは、自分の想像する力を使ってストーリーを描くことで、本物の自分に出会うことができる。

人はみんな、暖かくて明るいキャンプファイアの周りに集まり、私たちの話に耳を傾ける。
私たちはそこで、本物の自分に出会えたそのストーリーを語り、だれかの心を温めることができる可能性を秘めている。

ストーリーは、私たちを笑顔にする可能性を秘めている。



まさに今、人生を模索している私にとって、とても勇気づけられる素晴らしい言葉でした。


ソーシャルネットを「デジタルのキャンプファイア」のように考えること。
ストーリーを描き、語るなかで、「本物の自分」を発見すること。


そして見つけた「本物の自分」が、誰かを笑顔にできたらどんなに素晴らしいことか。


明日もがんばろう。