自分の可能性を信じるために。まずは偏見という「牢獄」のカギを見つけよう。


"エレメント"とは、生まれもった才能と情熱の合致点。
その"エレメント"を発見するために必要なことは、何か得意なことがあって、それに傾ける情熱があることだ。
才能を引き出すエレメントの法則(ケン・ロビンソン/ルー・アロニカ共著)より抜粋



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「自分は凡人だ」と最初から偏見を持っている私は「そりゃ、才能があれば情熱は持てるだろうし、そしたら今頃こんなことやってないよ〜」なんてちょっと前まで思ってました。

だけど今は考え方が少し変わりました。
今日はそのことについて考えてみたいと思います。




子どもの可能性は無限である
子どもを見ていると、ふとそう思うことがあります。
奥さんのお腹から出てきて、生まれたときはもうそれは小さくて、泣いて声を出すことしかできなかった子どもが、食べて、動いて、歩いて、しゃべって、笑うようになる。
いや、これは親バカとかそういうことではなく、、、
まあ、親バカですが。笑

今までの子どもの急激な成長を見ていると、とてつもなく大きな可能性を感じざるを得ません。
そして、「この子には絶対になにか才能がある。それを一緒に見つけるのが家族だ。」
と思ってます。

でもこれって自分にも当てはまると思いませんか?





偏見や先入観という牢獄
「自分は凡人だ」というのは完全なる「偏見」で、偏見は牢獄だと例えられます。

(以前、偏見についても書いてみました。よかったら読んでください。
子育てライフハック!「GO(金城一紀)」とシェイクスピアに学ぶこと)


可能性を封じ込めているのは「偏見」を持っている他の誰でもない"自分"です。
だけど"自分"を作りだしたのは、もしかしたら長年刷り込まれてきた「偏見」かもしれません。
それは育った環境(親,友達,学校教育など...)による影響が大きいと、「才能を引き出すエレメントの法則 」には書いてありました。


まず、今の自分は目の前の事象に対して「偏見」や「先入観」を持っているということを自覚します。





牢獄から脱出する!
でもそれに気づくと、自分がカギを持っていたことにも気づきます。
カギを持っていることに気づいたら、カギを開けて、トビラを開いて、牢獄の外へ出る。
牢獄から出ること、つまり「偏見」を認識して自分の可能性を信じること。
そこからが人生の始まりなんだと、最近は思います。


でも。わかってても、牢獄から出る行為の1つ1つにたくさんのエネルギーが必要かもしれません。

1つ1つは人それぞれ違うと思います。
今まで育ってきた環境や、植え付けられた偏見、先入観、文化、思考、しがらみ.....
様々な要因によってカギが隠れている場所も、重さも、難しさも違います。



私はまだ牢獄のカギを開けるところまでいけていませんが、幸運にもカギを持っていることに気づきました。

焦らずに自分を見失わないように。
もっと自分を良く知り、周囲の環境に呼応しながら、ゆっくりと牢獄の扉を開けてやろうと思います。

やりたいこと、やりたかったことを考えるだけで、カギは簡単に見つかると思います。
あなたは牢獄のカギ、見つけましたか?


Believe yourself, and dreams come true.

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