「家族のうた」心に降る雨に傘をくれた君と生きていく。
どしゃぶりの午後を待って、街に飛び出そう。心に降る雨に傘をくれた君と。
(LA LA LA LOVE SONG/久保田利伸)
バカみたいに明るく楽天的だったあの頃。
これから心に降るだろう雨を感じることはできなかった。
だけど君は、わかっていたんだな。
だから僕に、そっと傘を渡した。
バカみたいに楽天的だったオレは、何も考えずに笑って感謝した。
そう考えるとバカも楽天的なことも、悪くはなかったな。
君がくれた傘のおかげで、僕は今どしゃぶりの雨の中だって歩いていられる。
ずぶ濡れで、ひとりで、みじめな思いをすることもない。
さあ、雨だ!
君のくれた傘をさして、みんなで外にでよう。
君がくれた傘があれば、雨だって楽しめる。