理解なき批判は悪である。


私は「理解なき批判」は悪であると思います。


photo credit: Pedro Vezini via photopin cc



今の会社に7年勤めている中で自分がしてきた「理解なき批判」。
労働組合の執行部を3年経験する中でされてきた「理解なき批判」。

自分では何のリスクも取らなくて済むような位置から発せられる。
そこには目的や本質などなく、あるのは自分の損得や主張だけ。


相手の状況や気持ちや伝えたいことを全く理解せずに、ただ自分を主張する言葉には何の説得力もありません。
結果的に自分の思う方向へ強引にでも導けたとしても、それは本当の意味での目的達成や、本質に近づくことはないと思います。


逆に、相手の状況や気持ちを考慮した上で発せられる言葉には説得力があると思います。


相手がどんな状況か、どんな気持ちなのか、何を伝えたいのか。
相手の言葉の背景にあるものを理解した(しようとした、というだけでも違うと思う)上で、それでも「言わなきゃいけない」と思って発した言葉には、本当の意味で相手の気持ちを思う愛情のある言葉になる。


これは、人と人との信頼が生まれる大事な一歩なんだと思います。


何をやるにしても、まず信頼することから。
信頼がなければ、人生は楽しくないですよね。





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