子育てライフハック!!サイレントベビーにしないために気をつけるべきこと
サイレントベビーという言葉をご存知でしょうか?
勘違いによる子育てから、子どもの将来を壊しかねない事態にならぬよう、知っておくべきことと思ったことを書いておきます。
子どもが泣くことと親の勘違い
赤ちゃんは、「泣く」ことで自分をアピールします。
これは気分がすぐれないときや親に何かを求めているときのサインですよね。
親は、あやしたり、子どもの求めていることをしてあげることでサインに応える。
すると子どもは安心し静かになります。
でも、子どもが泣いている理由がわからなかったりすると、何をやっても泣き止まないなんてことだってあります。
そんなときに、ちょうど忙しかったり、時間がなかったり、親も気分が悪くてイライラしていたり.....そういう時だってありますよ、そりゃあ。
人間は自分を正当化したい生き物なんだと思います。
こんな状況になったとき、「子どもがわがままを言わない我慢できる人間になって欲しいから、泣き止むまで放っておこう」的な感じにして、泣いている我が子をあやすことをやめる時が私にもありました。
「あやさないで泣かしておく」ということを毎回繰り返すとどうなるか?
そのうち子どもは泣かなくなります。
親は「我慢できる良い子になった!自分は正しかった!」と思うかもしれません。
実際私も子どもが泣かなくなったらそう思う気がします。
でもこれって大きな間違いのようです。
子どもの学習能力は時に恐ろしいもの
子どもが「泣く」ということは、その時の子どもにとっては「これ以上は無い」っていうくらいに必死にがんばっているんです。心の叫びです。泣くのもエネルギー必要ですよね。
これに親が応えることで、「がんばって働きかければ応えてくれるんだ!」ということを学ぶそうです。
でも、その必死のがんばりを「無視」されたら、どうでしょうか?
「無視」されるって本当に寂しいですよね。大人だってそうでしょ?
その時の無気力感、脱力感。自分に置き換えればものすごくよくわかること。
子どもは、大人なんかより敏感で学習能力が高いので、そのうち「がんばって働きかけてもムダだ」と学習します。
そして「無視」されつづけると、子どもは「泣かなくなる」。
こうなってしまった赤ちゃんを「サイレントベビー」と言うそうです。
子どもは、自分を表現することや、人とコミュニケーションすることを無意味だと感じてしまう。
これは、将来の人間像にも大きな影響を与えるもので、絶対によくないことだと私は思います。
子どもだって同じ人間です。
「まだ小さいから」「社会を知らないから」
そんなこと関係ない。自分と同じ「感情を持った人間」。
そう、自分と同じ「感情を持った人間」なんです。
表面的な能力や見た目とかではなく、そういう深い部分を自分に照らし合わせて考えられれば良い子育てができるのかもしれないな、と思いました。
でも、分かっていてもイライラしてしまいますよね.....
せめて無視だけはやめて、絶対に子どもの訴えに反応する!
反応の仕方は、まあそりゃ怒っていることもあると思いますが.....(泣笑)
せめてそれだけでも守ることから始めようと思います。
日々子育てをがんばっているお母さんお父さん!
無理せずにがんばりましょう!(どっちだよ。笑)