隣人の「ため息」を和らげる、ささいな一言が仕事をちょっと楽しくするのだ。


会社で隣の席の人が、大きく深い「ため息」をしていたのでちょっと調べたくなった。



●ため息は悪か?
ため息をつく時は、経験上、疲れているかストレスを感じている時だ。
「またため息ついちゃったぜ...」と自己嫌悪に陥るときがあるが、それはため息をすると「寿命が縮まる」「幸せが逃げる」なんて迷信をすり込まれてきたからだと思う。

でもため息って体の中に溜まった「悪い気」のことらしい。吐かずに溜め込んだままにしておくとストレスが蓄積し、不安感や自身の喪失などのマイナス思考を引き起こすそうだ。
(詳しくは気軽な腹式呼吸「ため息健康法」を見てみてね)

ため息は我慢してはダメ。


●ため息はストレスから。じゃあストレスはどこから?
ため息はやっぱりストレスからくるもの。じゃあストレスはどこからやってくるのか?
人それぞれかもしれないけどストレスは、
「目の前のうまくいかない状況は"自分以外のヒトやモノ"に原因がある」
と考えようとしているときに発生することが多い。(あくまでオレの経験上)


●根源の「ストレス」をなるべく発生させない方法
オレの持論でいけば、「ストレス=ため息」は自分以外のヒトやモノへの不満から生まれる。
じゃあ発生させないための方法はあるか?

最近読んだ、ジョン・キムさんの「媚びない人生」にこう書いてあった。


   「不満の原因は、自分の中で見つける」
   たとえ不満の原因が自分の外にあったとしても、その原因を自分の
   中で見つけるクセをつける。それは、自分を悪者にするということ
   ではない。不満を自分の原因に昇華できたなら、その時不満は不満
   でなくなるからである。不満も成長の糧にしてしまうことだ。


ため息をしたとき、ちょっと考えてみる。
「オレは今、なぜストレスを感じたんだ!?」と。
そしてその不満の原因を、自分の中に探してみるクセをつける。
このサイクルが習慣になれば、ため息の原因となるストレスは減っていくのだろうと思う。



●隣の人の「ため息」を和らげる
もし隣の人が仕事中にため息をついていたら言ってあげよう。
「そんなのやめちゃいなよ。やらなくたって大丈夫だって〜!」って。
その会話から、一緒に「何でコレやってるんだろう?」って考えられれば、自分で選択しているのか?人にやらされているのか?まで思考が至るハズ。

自分で選択している意識があれば不満は自分の中に見つけられる。
つまりストレスは少し軽くなると思う。


そんなささいな一言が少しでも「楽しい仕事」につながるのだろう。
と思った金曜日の夜。

良い週末を!

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