「組織」×「個」の可能性を考える〜その2〜

題名変更。
「新しい組織」のために自分にできることは何か?を考える〜その2〜
→「組織」×「個」の可能性を考える〜その2〜
にします。

前回の続きを書きます。
(これは私が経験して感じたことをもとに書いています。一般的には違うかもしれませんのであしからず...)

僕ら「個」は、何かよくわからんものに頼り、枠に取り込まれて、決められたことをこなしているだけでは生きて行けない時代を生きていて、組織の中で働きながら「個」を磨き、いつでも独立して生きていけるだけの力を身につける必要がある。そしてそんな多様な価値観を持った僕ら「個」の力を発揮させながらまとめていく力が、会社という組織にも必要になってくる。と、思う。

会社は成長の過程で、進む方向を意識したのかしてないのかは分からないが効率的に合理的に仕事を進められるように工夫してきた。
標準化・ルール・マニュアル・仕組み作り...
誰でもできるようになり、誰がやってもだいたいおんなじくらいのものができるように。
(でもそれはそれでスゴいことで、現にウチの会社でも生活を豊かにするために貢献できる機械が、熟練工とはとても言えない若い社員や技術をあまりよく知らない人達の手によって次々と生産され、全世界へと出荷されている!)
そう、昔は工夫/改善/思考しながらやらなきゃできなかった仕事も、今は「誰でも」考えなくても比較的簡単にできるようになってきている。
「誰でも」よくなってきている...

結果、会社が大きくなってゆくにつれ、「個」の大切さを意識しなくなってきた。
きっと、そこで働く人達を”兵隊”のように考え、命令が伝わり、行き届くようにし、その通りに動くにはどうしたらいいか?を「良く考えてきた」結果。
組織の作り方はたくさんあるし、これも一つの手法だと思う。
正しい、間違っているという問題では無い。
客観的に見れば、会社と世の中の利害は一致し、世の中ウマくまわっているように見えるハズ。

が、そこで働いている人達はどうだろう?
別にみんながみんな、会社と世の中の利害を一致させるために働くことを目的としているわけではない。

そこで働く人達はどうか。
「会社の言う通りにしておけばとりあえず生活はできるからまあそれなりにやっとくか〜」的なノリで働いている人。
「何かおかしい。オレは兵隊ではない。会社のためではない、自分のために働いているのだ!」と深く考え、行動を起こして辞めてしまう人。
「おかしい」と考えるけど行動に移せないでそれなりにやってしまう人。

色んな人がいるし、会社の考え方も一理、ある。

でも...

会社とそこで働く人達、「組織」と「個」の”目的”はまったく一致していない!

「バラバラでもいいじゃん。ウマくいってれば。」
違う。チームで最大出力を出すためには、「目的を共有する」のがベストだ。
部活でチーム競技をやっていた人は経験したことがあるはずだ。
「チームが一つになる瞬間」を。

「個」は働きながらも独立して生きてゆけるスキルを身に付け、「組織」は目的を共有しチームが一つになる方法を考える。

そんな思考を重ねて、行動に繋げていこう。

ではでは〜


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