「組織」×「個」の可能性を考える〜その1〜


会社はよく「船」に例えられる。

「船」は時にたくさんの人を乗せて、荒波をものともせずにものすごいエネルギーで突き進む。
「船」は時にエネルギーを失い、荒波に抗うことができずただなされるがままに耐え忍ぶ。
ただ、絶対に、何があっても決して沈んではならないという自覚がある。
沈んでしまえばそこでおしまい。船を進めることも、大きくすることも、人を乗せることもできない。何の未来もなくなってしまうからだ。

最終的に「船」を存続させるためなら、何も考えずにただただ頑張っている乗組員の痛みを伴う辛い決断もやむを得ないのだ。

乗組員は、命令を、言いつけを忠実に守るように育てられてきた。
目の前の与えられた仕事をウマくこなすことで認められ、ご褒美を与えられて、「考えること」が必要だとあまり思ったこともなく育ってきた。
成長まっただ中の時代はそれでよかったのだ。頑張れば頑張っただけ結果がでた。

今、そう現在。
船は一体どこへ向かっているのだろうか?
向かう先は何か雲行きが怪しいけど本当に大丈夫なのか?
この船のゆく先を決めているのは誰だ?間違っていないのか?
一生懸命漕いでも、方向が間違っていたらただの時間の無駄ではないか?
考えることに慣れていない乗組員は、ただ不安を口に出し合い、敵は誰かを決めて自分を守り始める。
「船にはオレたちを目的地まで運ぶ義務がある。オレたちが船を降ろされることなど、あり得ない。」と。

「船」がどうにかなってしまったら、そんな主張は無駄であることはよく考えればわかること。船には乗組員を目的地まで運ぶ「気持ち」はあっても、最後の最後は船を存続させるためにどうするべきかを第一に考えるはずだ。

そう、僕らはもう何かに頼り、枠に取り込まれて、決められたことをこなしているだけでは生きては行けない時代に生きている。
会社という組織の中で働きながらも「個」を磨き、いつでも独立して仕事をやっていけるだけの力を身につける必要がある。
そしてそんな多様な価値観を持った「個」を、本来の力を発揮させながらも会社の目的を達成するためにまとめていく力が、会社という組織にも必要になってくる。

「会社という組織」と「個」。お互いが最大出力で共存していくためには、こういう意識が必要だろうと考える今日このごろ、、、オレには何ができるのか?




もう眠くなっちゃった。げんかーいでーす。笑
続きは「その2」で!
ではでは〜



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