家族


家族には強い繋がりがある。
たとえ今どんなに離れていても。
長い間一緒にいなくても。
それは「血が繋がっているから」ではない。
「共に生きてきた」という時間が家族を繋げている。

人は皆、成長していく過程で価値観を形成する。
生まれ育った環境が違えば、見えるもの、目に映る光景、欲しいもの、好きなものは違ってくる。
価値観や考え方が同じものになるハズがない。

家族は一人一人、異なる価値観を持ちながら「共に生きていく」という
運命的で奇跡的な状況におかれる。
そして家族は、「共に生きていく」過程で家族になっていく。

大変なこともあるし、イライラしたり腹が立つこともある。
だけど楽しいこともあって、嬉しいことも、悲しいこともある。
「共に生きていく」中で様々なことを経験し、分かち合いながら家族になっていく。
たとえその瞬間瞬間で一緒にいることを望まなくても、「共に生きていく」という
奇跡を共有しながら生きていく。
そしてそれが強い繋がりになっていくのだ。

だから、何があっても。
好きなところや、嫌いなところがあっても。
結婚していても、していなくても。
男でも、女でも。
血が繋がっていても、繋がっていなくても。
親戚でも、友達でも、赤の他人でも。


「こいつと、こいつらと共に生きていく」


少しでもそう思えたなら、それは家族の始まりだ。

血の繋がりよりも、もっと強い繋がり。
素晴らしい「家族」の始まりなんだ。





    
家族について考えさせられたドラマとその主題歌
ドラマと歌が完全にマッチしていて最高だった
早くに終わってしまって残念だった...

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