本気トマト、始めました。

本気トマト、始めました。

長野県上田市に引っ越してきて庭ができた時から遊び程度に野菜作りを始めた。
ゆる〜く、適当に。

適当のなかでも「トマト」だけはケッコウ本気になった。
なぜか分からない。家族でトマト好きはいないし、オレも大好きというわけでもない。なんか知らんけどトマトだけ特別。
ただ一つ、トマトの鮮明な「赤」に惹かれたのは記憶に残っている。

ということでトマトは毎年育ててます。今年は3回目でコナレてきたし、トマトのことも少し分かってきたのでちょっと本気を出してトマトを育てたいと思う!
合わせて、成長と一緒に育て方を整理していきたいと。

「永田農法」を提唱する永田照喜治さんの本を読んで少し勉強。


永田さんは、
『トマトをはじめとした多くの野菜の原産地は南アメリカで、土は固くて石がごろごろ、肥沃な土地ではなく非常に水はけが良い。つまり野菜はこのような条件で育つ遺伝子が備わっている』と考えた。そこから『待てよ?原産地の環境で育てた方が野菜本来の実力(おいしさ)が発揮できるのでは??』と発想し、そこから試行錯誤を繰り返して「永田農法」を確立したそう。これは「スパルタ農法」という異名があり、普通イメージするようなふかふかの土で肥料をいっぱいあげて育てるのではなく、栽培環境をギリギリの極限状態に置き「おいしさの力」を引き出す農法だという。
オレはこの人のロジックに納得したのでこの人の教えに従う(本だけど)ことにした。


基本的なポイントを書いておこう。

○土づくりは水はけのよさに重点を置く
○肥料や水は最小限を与えるだけにする
○肥料は適切なバランスで作られた液肥のみを使う
(元肥も追肥もこの一種類のみ)
肥料をやるのは水やりのときに液肥を希釈して与えるだけ。液肥を与える間隔の目安は基本週1回。サラリーマンに優しい農法だなあ、、、
ちなみに永田さん推奨の液肥はこちら。
○畝(うね)づくり
・細かい砂利や土の塊を気にしない。むしろそれらがある方が地中の通気が促される。
・水はけをよくするために畝を高くすること。30cmくらいにするとよい。
・ケイ酸カルシウムを畝上面が白くなるまでまく。
(畑は野菜を育てると酸性土壌になるため、これを矯正し有機物の分解を促進してくれるらしい。永田農法にはかかせないとのこと。)
・水で薄めた液肥10リットルを畝に均等にほどこして完成!
・本当は1週間前に実施した方がいいらしい。
(日程調整が厳しければ植え付けの直前でも構わないって書いてある。)

2012/5/6実際に出来上がったウネ(漢字難しいからこれからはカタカナで)

今日の本気トマトはここまで🍅

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