「相手にとっての合理」を理解する姿勢で感情をコントロールする!


先日、仕事で設計者と感情的にぶつかり合ってしまいました。




photo credit: ulisse albiati via photopin cc



私は多分血の気が多い方で、ちょっと前までよくあったのですが、最近は良い意味でも悪い意味でも「大人」になり、感情を乱して大声を上げる、ということはなかったのですが.....

やっぱりよくないことだな〜と、つくづく反省しました。



反省を込めて、何がよくないかを考えてみると、



まず、
興奮して闘争心がむき出しになり、冷静さを失います。

そして、

言い負かされないようにすることで精一杯になります。

すると、

本当に言いたいこと、導きたい方向を見失い、後悔します。




今回の一件で、ジョン・キムさんの「媚びない人生」にこんなことが書いてあったことを思い出しました。



自分にとっての不合理は、 
相手にとっての合理である。




「何言ってんだ、コイツ!」って思うことがあっても、その本人がそういうことを言う理由が必ずあるのです。その時その瞬間の判断があり、本人にとっては合理的なことなのです。


言い合いになると、論破した側、つまり「言い負かした」側の勝ちで、相手は納得していなくてもそれに従う形になります。


でもその言い合いの中には、「相手にとっての合理」が必ずあって、無視したり踏みにじったりしてはいけないものなんじゃないかと、最近思うんです。


その人がその発言に至った「思い」を理解せずして、そのチームの本当の正解はでません。
思いを踏みにじられれば、うまく力を発揮できなくなるでしょう。





その人がその発言に至った背景、「相手にとっての合理」を読み取り、理解すること。
つまりこれは、自分の価値観を押し付けることなく、相手の価値観も受け入れようとする姿勢です。


これはチームで協力して仕事をする上で本当に大事なことだと、私は思います。


私は今回の件で、感情のコントロールができずに本当に言いたかったことや導きたかった方向を見失いました。
怒りは何も良いものを生まない。これからは気をつけたいです.....


でも、こういう「感情をコントロールする小技」を集めて自分を変えていけたらいいですね。




この本、自分を見つめ直すのにものすごく参考になります。
オススメ本。


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